2018.11.30
岩槻人形協同組合では11月3日(祝)に「人形供養祭」を開催しています。
人形のまち岩槻では「岩槻人形協同組合」の主催により「人形供養祭」が毎年開催されます。
人形はいらなくなったからといって、家庭ごみと一緒にはなかなか捨てられないものです。
思い出もあり、あるいはお子さんや家族のお守りとして今日まで我が家にいた人形、たとえしまいっぱなしになっていたとしても、それなりの思い入れがおありの事とご推察いたします。
そのような全国の人形を大切にされてきた皆さんの、「捨てるにしのびない」という優しい気持ちに応えようと、毎年11月3日(祝)に岩槻城址公園内の人形塚前において「人形供養祭」を開催しております。
最近、各所で人形供養を行っているようですが、岩槻人形協同組合では、人形の製造や販売、流通なども含め、実際に人形業界人として人形の行く末に対して責任 を持つべきである、という考えのもと、私ども人形業界が中心となり、さいたま市と岩槻仏教会、各関係団体・組織のご協力を いただき、毎年とり行っているも のです。
当日は古くなって飾らなくなったり、壊れたり、使わなくなった人形をお持ちいただき、岩槻城址公園にある人形塚脇の黒門の周りに並べます。
約20名の僧侶(岩槻仏教会)の読経のもとに参加者が焼香し、人形の持ち主は受付の際に渡される供養札を、天児(あまがつ・日本の人形の原形といわれ、子どもの健康と幸せを守るもの)に見守られながら、お焚き上げして冥福を祈ります。
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